Facebookの投稿を証拠として残す方法

裁判は証拠があるかないかで結果が大きく変わります。証拠がなければ、本当にあったことでも裁判ではなかったことになることもあります。ですので、裁判を有利に進めるためには証拠がとても大切になります。

インターネットが広く普及した現在において、インターネット上の情報も証拠になることがあります。例えば、メールやLINEのやりとりが不倫の証拠とはなったり、TwitterやFacebookなどの投稿が名誉棄損やプライバシー侵害の証拠となったりします。これらの証拠は、裁判では証拠にならないなどと言われることもありますが、決してそんなことありません。実際に私もこれらの証拠を裁判に提出し.事実の証明として認めれました。

依頼者の方が自分でメールやラインのやりとりを写真に撮って証拠としてもってくることがよくあります。しかし証拠の残し方として適切ではないこともあります。場合によっては、裁判の証拠としては使えず、お蔵入りになった証拠もあります。そこで、裁判でも使える証拠として残す方法を説明したいと思います。今回はFacebookの投稿をスマホ(iOS)のアプリだけを使って、証拠として保存する方法を説明したいと思います(スマホは持っていても、パソコンは持っていないこともあると思うので)。

まず、保存したい投稿のページをFacebookアプリで表示させます。右上の部分に下向きの矢印があります。そこをタップすると投稿保存と言うメニューが現れます。それをタップすることで投稿が保存されます(写真1)。

写真1

投稿を保存してもそのことをその投稿を掲載した人物には通知されませんので、安心してください。投稿を保存することで後でその投稿を見失うことが避けられます。また、保存されるのは投稿部分だけではなく、いいねやコメントなども一緒に保存されます。

次に、Facebookのアプリを1番下のメニューの右端にある3本線のアイコンをタップします。そうすると画像のようなメニューが表示されます。その中の保存済みというのをタップします(写真2)。

写真2

そうすると先ほど保存した投稿のページがリストに挙がっています(写真3)。

写真3

そして、表示されている投稿をスマホのスクリーンショット機能を利用して写真として残します(iOSの場合はスリープボタンを押しながらホームボタンを押します)。保存したい投稿が1枚の写真で収まる場合はよいですが、1枚では収まらないときには複数枚の写真として保存します。その時に注意しなければならないのが、写真と写真のつながりがわかるように写真を撮らなくていけません。つながりがわかるように写真を撮る方法は、上下の写真に重なる部分を残すことです(写真4と写真5は,「発展を心からお祈り致しました。」の一文と、参拝の写真が両方とも写っているので,つながっていることがわかります)。写真に残すときは、いいねやコメントの部分も残すようにしてください。

写真4

写真5

いかがでしたでしょうか。Facebookの投稿を証拠として残すことはそんなに難しくはなかったかと思います。インターネット上の情報はいつ見れられなくなるかわかりません。見られなくなる前に、保存しておいてください。

最後に、注意していただきたいのが、この方法ではFacebookの投稿のURLが、証拠上明らかになりません。URLも証拠として残しておきたい場合は別の方法でおこないます。その方法は別の機会に説明したいと思います。